こんにちは、ソーダです。
今回は ACL2 タイ遠征・ラーチャブリーFC vs ガンバ大阪の観戦記をお届けします。
この記事は、
- ガンバ大阪サポーターの方
- これからラーチャブリーFCの試合を見に行ってみたい方
- 将来ACLなどでラーチャブリーFCと対戦する可能性があり、現地観戦を考えている方
そんな人たちに向けて、
「ラーチャブリーってどんなところ」
「こういう流れで観戦すればいいんだな」
とイメージできる観戦記になればいいなと思って書いています。
■ 試合情報

まずは試合情報のおさらいから。
2025-26 AFC Champions League 2 MD2
ラーチャブリーFC vs ガンバ大阪
Dragon Solar Park(タイ・ラーチャブリー)
ガンバ大阪は、2024シーズンのJリーグにおいて4位という好成績を収め、さらに天皇杯では準優勝を果たした。
前年のリーグ16位という結果から考えると、まさに大躍進のシーズンであり、その成果として2025-26シーズンのAFC Champions League 2(ACL2)への出場権を手にすることとなった。
ACL2は、ACLエリート(ACLE)に次ぐ、AFC(アジアサッカー連盟)管轄のセカンドグレード大会に位置づけられている。
しかしながら、各国リーグの上位クラブが出場する大会であり、試合の強度や注目度は年々高まっている。
「セカンドグレード」という言葉から受ける印象以上に、非常にハイレベルな大会である。
特に25-26シーズンに関しては、
クリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネを擁するサウジアラビアのアル・ナスルをはじめとした、いわゆる“銀河系”とも呼べるクラブが参戦しており、ACL2全体の注目度を一段階引き上げている。
そのような背景の中で行われたのが、MD2・アウェイでのラーチャブリーFC戦である。
舞台はタイ西部・ラーチャブリー県に位置するDragon Solar Park。
日本から遠く離れた地で行われるこの一戦は、ガンバ大阪にとっても、そして現地に駆けつけたサポーターにとっても、特別な意味を持つ試合であった。
■ ガンバ大阪と、初めてのアジアの舞台

実は私は、中学生のころからの生粋のガンバ大阪サポーターである。
ただ、応援し始めてからというもの、
なかなかタイトルには縁がなく…笑
それでも大学4回生になり、
ガンバ大阪が戦うアジアの舞台を、初めて現地で観戦できる機会が訪れた。
初の海外遠征。
そして、初のACL現地観戦である。
期待と不安が入り混じる中ではあったが、
それ以上にワクワクした気持ちを抱えながら迎えた遠征であった。
今回は、
タイ・ラーチャブリーで行われた
ラーチャブリーFC vs ガンバ大阪の観戦記を記していく。
■ いざ、ラーチャブリーへ
……とはいえ、
「ラーチャブリーってどこやねん!」
そう思った人も多いのではないだろうか。
正直に言えば、私自身も最初はそうだった笑
ラーチャブリーは、バンコク中心部から車でおよそ2時間ほどの場所に位置している。
鉄道も通っているようだが、
今回はガンバサポーターの方々と一緒に、乗り合いバスで向かうことにした。
この移動時間が、実に楽しい。
試合前から自然と会話が生まれ、
「遠征に来ている」という実感が少しずつ高まっていく。
■ スタジアムに到着!
ということで、スタジアムに到着!

こちらが
Dragon Solar Park(ドラゴン・ソーラーパーク)である。
2015年に建設された、ラーチャブリーFCのホームスタジアムであり、
チームカラーであるオレンジ色を基調とした外観が印象的だ。

エンブレムにもなっている「龍」がモチーフとなっているようで、
スタジアムの端には、
なんと龍の頭のような形のオブジェが。
初見の感想は、
「リザードン……?」だった笑
ガンバ大阪を応援するため、
人生で初めて海外のスタジアムに足を踏み入れた瞬間である。

到着した時点ですでにテンションは最高潮。
あまりの嬉しさに、記念写真もしっかり撮影してしまった。
■ チケット購入
まずはチケットをゲット。

※このチケットカウンターは、実際にはビジター用ではなかったのだが、
マッチデーの掲示があったため、記念として一枚撮影した。
(よく見ると「AFC Champions League」表記なのもご愛嬌である)
ビジター席のチケット価格は、350タイバーツ(約1,700円)
日本の感覚で考えると、かなり安い部類に入るだろう。
■ スタジアム周辺の様子


スタジアム周辺にはテントが立ち並び、
その中でさまざまなグルメが販売されていた。
いわゆる夜市の屋台のようなスタイルで、
試合前から多くのサポーターが集まり、周辺はかなりの熱気に包まれていた。
ラーチャブリーのサポーターから声をかけてもらう場面もあり、
いい意味でのアウェイの洗礼を受けることとなった。
現地のラーチャブリーFCサポーターやガンバサポーターの方々と交流したのち、
しばらくするとお腹も空いてきたため、
スタジアム周辺の屋台を散策してみることにした。
まず目に入ったのは、
焼きそばのような見た目の麺料理である。


値段は確か50バーツ(約250円)。
ピリ辛で甘いソースが絡んでおり、
味はミーゴレンに近い印象だった。(料理名は分からず)
そして、もう一品がこの焼き鳥。

1本10バーツ(約50円)
これは……
めちゃくちゃうまい。
甘めのタレに、ほんのり効いたスパイス。
脂の感じも絶妙で、正直これだけで十分満足できるレベルであった。
写真を見返している今も、お腹が空いてくるほどである…(食べたい)
もしラーチャブリーを訪れる機会があるなら、
これはぜひ食べてほしい。
そう自信を持って言える、非常においしい焼き鳥であった。
(10本くらい買えばよかった……笑)
■ スタジアム内へ
いざスタジアムの中へ。
……と言いたいところだが、入場時の写真はすっかり撮り忘れてしまっていた笑
今回はビジター側から入場する。
コンコースと呼べるような空間はほとんどなく、
中にはトイレと売店が一つ、そしてすぐに観客席、
という非常にシンプルな造りであった。
売店では飲み物が販売されており、
水、コーラ、ビールなどが並んでいた。
ここで一つ注意点がある。
水はペットボトルでの持ち込みが禁止されていた。
カップに移せば持ち込み可能とのことだったが、
スタジアム側で用意はされておらず、自分で準備する必要がある。

ペットボトルや傘などは、
スタジアム前に置いておいて良いとの案内であった。
(ここに傘を置いたまま忘れ、
後にスコールで困ることになるのは、また別の話である)
私は近くにいた方にハサミを借り、
ペットボトルを半分に切って持ち込むことにした。
それなら問題ないと言われたためである。

今日はここから
(※この写真は試合後に撮影)
座席にはしっかり「RATCHABURI」の文字。
サッカー専用スタジアムということもあり、
ピッチとの距離は非常に近く、純粋に見やすいスタジアムだと感じた。
応援団の配置も日本とはやや異なり、
ゴール裏ではなくバックスタンド側に、
両チームのサポーターが集まっていた。
(写っていないが、写真左側がラーチャブリーサポーター)
■ 試合の記憶

試合の記憶として、まず一番に思い出すのは……
とにかく蒸し暑かった、これに尽きる…。
この試合の気温は約30度、湿度はなんと90%。
なかなかに過酷な環境であった。
日本も暑いとはいえ、10月に入り、
少しずつ秋の気配が感じられる時期である。
そこにこの湿度の高さは、正直かなりこたえた。
もちろん、ガンバサポーターの応援の熱量も相まって、
スタジアムの雰囲気は最高潮。
ピッチ上もスタンドも、とにかく熱気に包まれていた。
……が、私はというと湿度に完全にやられ、
途中から軽く熱中症気味になってしまった。
やむを得ずスタンド端の方へ避難し、
そこから応援することにした。
体感的には、2025年で一番しんどかった試合かもしれない。
さて、肝心の試合内容であるが、
正直に言えば、しんどさもあって細かい部分はあまり覚えていない。
ただ、それでもはっきりと記憶に残っていることがいくつかある。
東口、やっぱりえぐい。
安部、スーパーゴラッソ。
食野、よく振った。
この三つは、間違いなく記憶に残っている。
また、試合を通して印象的だったのは、
ホームであるラーチャブリーFCの選手たちの方が、
先に足が止まり始めていたことである。
この蒸し暑さの中での消耗戦は、
やはり簡単なものではなかったのだろう。

試合は 2-0でガンバ大阪の勝利。
これでACL2は2連勝となった。
ガンバ大阪のサポーターの皆さん、
そして選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
そしてこの勝利と同時に、
人生で初めてガンバ大阪の試合を海外で現地観戦かつ勝利
という、自分の中での大きな目標を達成することができた。
ありがとう、ガンバ大阪。
■ 試合後のラーチャブリー
試合後は、その日のうちにバンコクへ戻る日程であったため、
ラーチャブリーを観光する時間が取れなかったのは、少し心残りである。

それでも、ラーチャブリーのサポーターの方々と一緒に写真を撮り、
「また大阪で会おうね」と言葉を交わしながら、
固い握手をしてスタジアムを後にした。
言葉は違っても、
サッカーを通じて気持ちが通じ合う瞬間が確かに存在する。
国や文化を越えて人と人をつなぐスポーツの力を、
強く実感した場面であった。
この経験は、アウェイ遠征だからこそ味わえたものであり、
改めて遠征の良さ、そして現地観戦の魅力を感じた時間でもあった。
■ おわりに 〜だから、ACLはいいぞ〜
今回、人生で初めてガンバ大阪を応援するために、海外へ。そして、タイ・ラーチャブリーまで足を運んだ。
まず、正直な感想を述べる。
めっちゃ楽しかった。
これに尽きる。

テレビで試合を見ること、結果速報を追うこと、ハイライトをチェックすること。
それらもすべて立派な応援であり、もちろん楽しい。
ただ、今回このブログで一番伝えたかったのは、
現地観戦の楽しさ、そして「ACL、いいぞ」ということ。
本当に、それだけなのだ。

ACLに行く。
ACLに行く。
これは正直、簡単なことではない。
パスポートを取るところから始まり、航空券はどう取るのか、ホテルはどうするのか。
分からないことだらけで、不安に感じる人も多いと思う。
実際、私自身も今回の旅は、
「ラーチャブリーってどうやって行けばいいんだ?」
というところからのスタートであった。
そんな中で助けてくれたのが、サポーターの方々である。
「一緒に乗合のバスで行く?」
そんな何気ない一言や、数えきれないほどの支えがあったからこそ、
これほど楽しく、忘れられない旅になったのだと思う。
この場を借りて、心からお礼を申し上げたい。
本当にありがとうございました。

もしこのブログを読んで、
「行ってみたいな」
「でも、どうしたらいいんだろう」
と迷っている人がいれば、ぜひ私のXに連絡してほしい。
相談はいくらでも乗ります。
行きたいと思ったときに、行けるときに行く。
大学生だから時間があった、というのは確かに大きな要素だった。
だからこそ、学生諸君。
一緒に行こうぜ、ACL。
一緒に取りに行こうぜ、アジア。

もちろん、ガンバサポーター以外の方で、
ラーチャブリー遠征やACLアウェイに関する質問があれば、いつでも大歓迎です。
「そうだ、スタジアムへ行こう。」
次は、あなたの番です。
■ おまけ:バンコクでおいしかったご飯屋さん
今回のACL2遠征では、試合前後にバンコクにも滞在した。
せっかくなので最後に、実際に行っておいしかったご飯屋さんをいくつか紹介する。
① ローカルを味わうならココ!:パンタリー(ครัวปัณฑารีย์)

●店名:パンタリー(ครัวปัณฑารีย์)
●エリア:バンコク/ナナ・アソーク周辺
●最寄り駅:BTSナナ駅 徒歩約2分・BTSアソーク駅 徒歩約9分
●ジャンル:タイ料理(ローカル)
●営業時間:10:00~22:00
●価格帯:一人200〜300バーツ程度
ここは試合の翌日に訪れた。
ナナ駅から徒歩約2分、アソーク駅からでも徒歩9分ほどで行ける、アクセス抜群の立地だ。
ローカル料理を楽しめるお店だが、店内は清潔感があり、日本人でも入りやすい雰囲気。
「屋台っぽさ」は少し残しつつも、きれいな空間でゆっくり食事ができるのが魅力。

まずおすすめしたいのがオレンジジュース。
しっかりとした甘さがありつつ、果肉がそのまま入った贅沢な一杯で、蒸し暑いタイでの疲れた体に染み渡る。これは本当にうまい。

もう一品のイチオシはカニチャーハン。
甘すぎることもなく、ちょうど良い塩加減で、日本人の味覚にドンピシャ。
カニの身と風味がしっかり感じられて、満足度はかなり高い。

このほかにも、
・空心菜の炒め物
・パッタイ
・プーパッポンカリー
を一緒に頼んだが、どれも外れなし。全部おいしい。
そして何より嬉しいのが価格。
これだけしっかり食べて、2人で合計420バーツ(1人あたり約210バーツ/約1,000円)
味・立地・価格、どれを取っても大満足のお店だった。
バンコク滞在中に「ローカル料理をきれいな店で食べたい」という人には、間違いなくおすすめです。
② 異国の日本食:鶏そば七星ラーメン アソーク店(Nanase Ramen Asok)

●店名:鶏そば七星ラーメン(NANASE RAMEN)アソーク店
●エリア:バンコク/アソーク周辺
●最寄り駅:BTSアソーク駅 徒歩圏内
●ジャンル:ラーメン(日本食)
●営業時間:10:45~翌2:00
●価格帯:100〜300バーツ台
こちらは試合日の夜中に来店。
バンコクに戻ってきたのがすでに1時ごろ。どこに行こうか迷っていると、ふとラーメン屋を発見。
「やっぱり勝利試合後のラーメンは最高だよね」
ということで、迷わず入店。
店名の通り、鶏そばがメインのお店らしいのですが、メニューを見ていてどうしても気になる一杯が。

「トムヤムらーめんスペシャルーめん」
……なんだその独特すぎる名前のラーメンは。
完全に名前に惹かれて、思わず注文。
(その上の「トムヤムら」も気になるが。笑)

運ばれてきたラーメンは、まず見た目からしてうまそう。
具材もたっぷり乗っていて、テンションアゲアゲに。
スープはトムヤムクンを基調にした味わいで、レモングラスの風味がしっかり効いていておいしい。
パクチーも少しだけ乗っているが、アクセント程度なので程よく香る感じ。(苦手な人は抜いてもらうのがおすすめ)
そして何より驚いたのが、上に乗ったフライドオニオン。
これが意外にもラーメンとめちゃくちゃ合う。食感も風味も最高。
名前につられて頼んでみた一杯だったが、結果的には大当たり。
なかなかに良い注文だった。
お値段は229バーツ(約1,100円)
タイの感覚だとやや高めかもしれませんが、日本食のラーメンと考えれば納得の価格。
ちなみにこのブログを書いていて初めて知ったのだが、
この「鶏そば七星ラーメン」、タイ国内ではチェーン展開しているお店らしい。
試合後の深夜、勝利の余韻に浸りながら食べるラーメン。
ACL遠征の締めとして、これ以上ない一杯だった。
【おまけのおまけ】せっかくタイに来たなら、ユニフォームも買いたい
タイのKAMO?:Ari Football Siam Square Soi 6

せっかくタイに来たなら、
現地クラブのユニフォームを買いたい。
そう思うのが海外旅行ってものだ(偏見)
ということで、今回訪れたのが
Ari Football Siam Square Soi 6。
サイアム駅から徒歩2~3分。
こちらは、タイでは知らない人はいないくらい有名な
「Ari(アリ)」のサッカーショップ。
日本でいうKAMOのようなサッカーショップにあたるかな。
店内にはサッカーユニフォームがずらり。
タイリーグのクラブユニフォームがとにかく充実していて、
「タイリーグのユニフォームが欲しいなら、とりあえずここに来れば間違いない」
と思えるほどの品ぞろえ。

もちろん、海外クラブのユニフォームも多数。
(値段は今回はあまり見ていないので、安いかどうかは不明)
私は今回、せっかくなので
ラーチャブリーFCのユニフォームを購入。

どうせなら、という自分ルールで
背番号付きがいい → 背番号8、
Thanawat Suengchitthawon 選手のユニフォームを選択。
お値段は770バーツ(約3,600円)
日本のユニフォームの感覚からすると、正直安すぎる…!

さらに店内を見ていると、
なんとキャプテン翼とのコラボグッズも大量に展開されていた。
私はキャプ翼ファンなのでめちゃくちゃ欲しかったのだが、今回は泣く泣くパス……。
タイでサッカー観戦をするなら、
そして現地クラブのユニフォームを手に入れたいなら、
ぜひ観戦のついでに立ち寄ってほしい場所だ。
■ おわりに(本当の意味で)
サッカーをきっかけに旅をする。
そんな時間の過ごし方も、悪くないと今回の遠征で強く感じた。
おいしいご飯に出会い、
現地の人と笑い、
スタジアムで同じ瞬間に熱くなれる。
これは実際に現地へ足を運んだ人だけが味わえる特権である。
一方で、仕事や学業、家庭の事情、体調やタイミングの問題で、
「行きたくても行けない」人がいるのも事実だと思う。
だからこそ、このブログでは、
少しでも「行った気分」になってもらえたらいい。
そんな思いで書いてきた。
この文章を通して、
遠征の空気感や楽しさを、ほんの少しでもお裾分けできていたなら嬉しい。
そして、もし
「楽しそうだな」
「いつか行ってみたいな」
「そうだ、スタジアムへ行こう。」
そう感じてくれたなら、それ以上に嬉しいことはない。
ACLという、アジアと戦う舞台。
なかなか経験できるものではないからこそ、
そこで出会う人や文化、景色は、自分の中にしっかりと残るものだと感じた。
それはきっと、サッカーの枠を超え、自分自身の成長にもつながる経験である。
ここまで読んでくれたあなたには、
ACLに限らず、いつかタイミングが合ったときに、
海外でサッカーを見るという新しい挑戦にも、ぜひ踏み出してみてほしい。
今は行けなくても大丈夫。
その日のために、また一緒にワクワクしよう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

